ラベルはモノの名前を表示する際にさまざまなところで使用されていますが、個人でラベル印刷を行おうと思った際にはいくつか注意点が出てきます。シールであれば小ぶりのものが多く、100円ショップで販売している台紙を購入して簡単に印刷できますが、見やすい表示にするために大きなラベル印刷が必要となった場合には、100円ショップで販売している台紙ではサイズが合わない可能性もあります。また、ラベルは必ずしも裏面がシールのように糊がついている訳ではないため、「ラベル台紙」を見つけたときには、どのような用途で使用するのか、よくよく考えてから購入する必要が出てくるのです。大きな台紙が必要であれば、ホームセンターで購入するとよいでしょう。

また、裏面に粘着性が必要なければ通常のコピー用紙に印刷することもできます。個人での使用用途ではなく、業務用に大量にラベル印刷したいという場合は印刷会社に頼むことをおすすめします。大量に自分で印刷しようとするとカラーインクの消耗に加えて用紙など、コストも掛かるため印刷会社に頼んだほうがコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。文字のみで構成されているラベルであれば、Excelを使用してデータを作ることも可能ですが、Excelは環境依存度が高いため、プレビュー画面ではきちんと収まっているように見えても、実際に印字するとズレて見えることがあるため、データを入稿する際にはPDF形式がおすすめです。