ラベル印刷を初めて行おうと思っている方は、まずどのソフトで原稿を作成すればよいのか、解像度とは何か、用紙の設定サイズやレイヤーの統合など聞いたことがない言葉ばかりで迷われるはずです。ラベル印刷や、シール印刷などで入稿する形式によく使用されるのがアドビ社の「illustrator」というイラスト用のソフトか「Photoshop」という写真加工ソフトが多いものです。illustratorもPhotoshopも有料のソフトであり、また使いこなせるようになるまでにある程度の時間が必要となってきます。ラベル印刷のために有料ソフトを使用したくないという場合には、無料のお試し期間のみ使用して、期間が過ぎたら有料契約をせず終わることも出来ますが、それでもソフトを使いこなすまでには、ある程度の時間が必要です。

入稿時によく耳にする解像度とは簡単に言うと「画像の鮮明さ」で、スマホで撮った写真でも解像度はよく目にするはずです。解像度が高ければ高いほど画像は鮮明さを増しますが、あまりにも高いとデータが重くなるため、300dpiから350dpiが印刷に適していると言われています。またデータのサイズは作成する内容にもよりますが、A4サイズで作られることが多いものです。そしてレイヤーとは、画像を透明なフィルムに何枚も重ね合わせるようなイメージで、入稿前には一枚一枚バラバラに作ったレイヤーを統合する必要が出てきます。